このような悩みを解決します。
当サイトの記事は、未だに繋がりがある複数の現役PT/OT/STの声をもとに執筆しています。
現場の声が聴きたい方や、リハビリ職の最前線が知りたい方におすすめです。
また、マイナビニュース転職の監修実績もあるので、信頼性はご安心ください。
言語聴覚士として働いているものの、待遇や人間関係に悩みがあって「やめたい」と思う方は、結構多いです。
僕が人事として働いているときも、月に数人はその手の話をしていました。
結論、言語聴覚士なら1年目の新卒でも、やめたいならやめて大丈夫です。
言語聴覚士が少ない理由は需要のなさ?STの将来性を元人事が解説でも解説していますが、言語聴覚士は退職後の選択肢が実は豊富ですし、転職にも強いためです。
本記事では、「言語聴覚士をやめたい」と悩んでいる方に向けて、辞めたいと思ったときにどうすればいいのか、やめたあとはどうなるのかといった気になる部分をまとめました。
この記事を読むことで、言語聴覚士を1年目で辞めても大丈夫な理由や、辛いときはどうすればいいのかがわかります。
言語聴覚士をやめたい…1年目の新卒が辞めても全然平気ですよ
おそらく、1年目で言語聴覚士(仕事)を辞めても平気なの?という不安を抱いている人が多いでしょう。
右も左もわからない中、職場や業務内容にギャップを感じているから「言語聴覚士 1年目 辞める」などで検索しているのだと思います。
結論からいいますと、言語聴覚士を1年目で辞めるという選択肢は「あり」です。
しかも、結構強めの「あり」ですね。
なぜなら、他の職を経験してからでないと、言語聴覚士が向いているのかわからないからです。
採用担当の私がいうのはアウトな気がしますが、みなさんの人生を考えると大いに「あり」なのではっきりいいました。
実際に、1年目で辞めていった言語聴覚士を、3年間で4人知っています。
当然ですが、他の職種を知らずに言語聴覚士になっているのですから、STがあなたに合っているのかなんてわかるわけないですよね。
周りに意見に流されず、自分の人生は自分で決めましょう。
詳細は、言語聴覚士はやめとけ?STの現実と本音からやめたほうがいい理由を解説をご覧ください。
やめとけと言われる理由がはっきりします。
言語聴覚士はやめとけってどういうこと? 言語聴覚士は目指さないほうがいいの?やめたほうがいい? 現役の言語聴覚士から現実や本音を聞きたい このような悩みを解決します。 [afTag id=5016] […]
言語聴覚士をやめたい…と悩む必要なし!1年目の新卒でも堂々と辞められる5つの理由
ここでは、言語聴覚士を1年目であっても堂々と辞められる理由をまとめました。
1年目であっても、言語聴覚士は余裕で辞められますよ。
詳しくは、以下の5つでまとめました。
言語聴覚士を1年目で堂々と辞められる理由
- 復職しやすいから
- 見切りをつけるのは早い方がいいから
- 言語聴覚士の資格は応用できるから
- 失業手当を受給できるから
- 転職することで自分の市場価値があがるから
1.復職しやすいから
言語聴覚士は一般職への転職に失敗しても、復職しやすいというメリットがあります。
言語聴覚士が嫌で一般職に転職してみたけど、やっぱり言語聴覚士が合ってた!となった場合に復帰しやすいですよ。
理由は単純で、国が言語聴覚士(リハビリ職)を増やしたがっており、現場も慢性的に人手が足りていないからです。
実際に言語聴覚士として働いていると、理学療法士も作業療法士も多いし、人手不足なんて想像できないかもしれませんが、医療業界は深刻な人手不足に陥っています。
言語聴覚士から数年間離れて復職する分には全く問題ないので、一般職に挑戦するのもキャリアという面で良い経験になるでしょう。
2.見切りをつけるのは早い方がいいから
よく聞くのが、とりあえず3年は続けろというものですが、これはいつの時代の話なのでしょうね。
全部現役世代に押し付けている、クソみたいな日本を作った60代以上の人たちが刷り込んだおとぎ話ではないでしょうか。
どうしても仕事が辛いときや、心身に影響が出るほど仕事が嫌になるときは誰にでもあります。
心がおかしくなる前に、仕事に見切りをつけて逃げましょう。
3年も待つ必要なんてありません。
1年目の方が大事なキャリアですよね。
どうしても無理だと思ったら、すぐに辞めていいんですよ。
すぐに切り替えたほうが、次のアクションを早く起こせて、新たな人生を始めやすくなります。
言語聴覚士を辞めるタイミングはいつがベスト? 言語聴覚士をスムーズに辞めるためのコツは? このような悩みを解決します。 [afTag id=5016] 言語聴覚士を辞めるタイミングは迷いますよね。 […]
>>>言語聴覚士を辞めるタイミングとその後のプラン【円満退職のコツと注意点】
3.言語聴覚士の資格は応用できるから
言語聴覚士の資格は転職や副業に応用できるので、1年目でやめても使い道があります。
具体的には、
- 言語聴覚士の資格者優遇がある一般企業に転職できる
- ブログなどの副業でもST資格が使える
ということですね。
一般職になってもいいですし、副業で食いつなぐためのスキルにもできます。
言語聴覚士の資格を活かせる一般企業の転職先は、言語聴覚士の転職先は一般企業もアリ?【転職先の実例と注意点】でまとめていますが、実はたくさんあります。
言語聴覚士なら食っていけるものの、余裕がある生活はできないから、ST資格を活かせる一般企業に転職するというわけです。
4.失業手当を受給できるから
言語聴覚士を辞めた後の心配がいらない理由の4つ目は、失業手当を1年間は受給できるからです。
雇用保険に加入している人は、最長で1年間の失業手当(失業保険)を受けられます。
言語聴覚士を辞めて無職になったとしても、数か月~1年間はお金をもらいながら生きられます。
受給額や期間は人によって違いますが、言語聴覚士を辞めた後の生活は法律で保障されているので、思い切ってやめても大丈夫なんです。
詳細は、マイナビ転職の記事がわかりやすかったので参考にしてください(失業手当(失業保険)はどんな人がもらえる? 金額・期間・手続き方法を解説【社労士監修】)。
5.転職することで自分の市場価値があがるから
言語聴覚士などのリハビリ職は、一般職を経験した人が重宝されます。
リハビリ職は専門職であり、一般職では当たり前のマナーや事務処理・メール対応や電話対応ができない人がほとんどだからです。
実際に、一度は言語聴覚士を辞めて一般職に転職し、やはりSTに戻りたいという人を採用しましたがかなり優秀でした。
一般職で培ったスキルがあるから給料は高めに提示されますし、部門長がやるような仕事も任せやすいので一気に出世コースに乗る場合もあります。
転職して自分の市場価値を高めるのも、立派な戦略ですよ。
言語聴覚士が働ける職場は、言語聴覚士の病院以外の就職先ランキング|STの資格を活かした仕事一覧でまとめていますが、病院以外の方が待遇が良かったりします。
病院だけに絞るのは避けるべきですね。
言語聴覚士は病院以外ならどんな就職先があるの? 病院で働くのが辛い…病院以外でSTが働ける場所が知りたい このような悩みを解決します。 [afTag id=5016] 言語聴覚士といえば、病院でリハビ[…]
言語聴覚士をやめたい…STによくある実際の退職理由を紹介
ここでは、言語聴覚士が退職する際に使う、よくある退職理由をまとめました。
多いのは、以下の4つです。
言語聴覚士を辞めたくなる理由
- 給料が安い
- 仕事が多すぎる
- 休みがとりづらい
- 人間関係が無理
1.給料が安い
給料の安さは、言語聴覚士だけでなく、理学療法士と作業療法士においても辞めたくなる理由トップ3に必ず入っています。
給料が上がることは、ほぼ100%ありません。
なぜなら、国の予算が決まっていて、年々縮小されているのにPT/OT/STの数は増やしているためです。
そのくせ、業務はどんどん増えているので、仕事が増えて給料が減るというクソみたいな縮図ができています。
安定はしているので、給料が安くても安定していればいいという人は、STが向いているかもしれません。
子供ができると意見が変わる人も多いですが…
言語聴覚士が給料を上げる方法は、言語聴覚士の給料が安い5つの理由【STはやめとけの根拠を暴露】でまとめています。
2.仕事が多すぎる
言語聴覚士は、言語聴覚士としてリハビリする以外に、
- 症例発表
- 買い出し
- カルテ記載
- 学会参加
- 学生実習担当
- 委員会参加
などが業務内容として含まれています。
10年ほど前(少子高齢化がそれほど騒がれていなかった頃)は、ここまで業務が多くなかったそうですよ。
年々増え続け、リハビリ以外の仕事のせいで、サービス残業を強いられている人も多いのが現場です。
3.休みがとりづらい
言語聴覚士は事前に計画を組んでリハビリをするので、そう簡単には休めません。
月ごとに計画を立てるかと思いますが、だれがだれの担当をするかは概ね決まっているので、休むと周りに迷惑がかかります。
迷惑?そんなもん知るか!休みは権利だろ!
と割り切れる人は全く問題ないのですが、リハビリ職は上下関係が強烈なので、休みにくいんです。
法律で定められている年間5日の有給はとれるでしょうが、それ以上は厳しいかもしれませんねぇ・・・
新卒1年目は、慣れないことだらけで疲れやすいのに、休みも取れないなんて最悪ですよね。
4.人間関係が無理
上司との関係や、同僚とのかかわりが無理だという人は多いです。
病院には、自分が正しくてそれ以外が間違っていると思っちゃうアタマの出来の人が多いようでして、リハビリ職はこれが顕著にみえます。
自分のリハが正しいと思い込み、他者の意見を聞かずに押し付けてくるので、新人は怖い思いをするのです。
働いて当然!休むとかありえない!休日は勉強会!などと、平気で新人にいっているアホもいます。
んなわけあるか・・・。だから1年目で人が辞めていくんだろ・・・あなたは何時代の人ですか?って感じです。
詳細は、言語聴覚士には性格が悪い人が多い?むかつくSTの特徴と対処法を紹介をご覧ください。
対処法もまとめています。
言語聴覚士は性格が悪い人が多い気がする・・・なんであんなに意地が悪いんだろう。いや、自分の周りにいるSTの性格が悪いだけで実は多くないのかな?言語聴覚士の実態とむかつく人の対処法を知りたい! このような悩みを解決します。 [af[…]
もっと複雑ですし、多岐にわたります。
上記4つに当てはまらなかった方は、言語聴覚士の退職理由7選!STが円満退職する方法と注意点も参考にしてください。
言語聴覚士の退職理由でいい感じのはある?もう仕事辞めたいんです… 言語聴覚士があっさりと、できれば円満退職できるような退職理由を教えて! このような悩みを解決します。 [afTag id=5016] 言語[…]
言語聴覚士をやめたい…どうしても辛いときにすべきこと
もし、今の職場で働くことがどうしても辛い場合は、すぐに退職することをおすすめします。
やめることは甘えではありません。
自分の心と体を守るために必要な戦略です。
人によって合う職場、合わない職場はあります。
「まだ頑張れるから」なんて思わずに、辛いならやめましょう。
- 時短勤務に契約変更する
- 異動を申請する
詳細は、言語聴覚士に疲れた…辛いと感じる理由と対処法3選でまとめているので参考にしてください。
言語聴覚士として働いてきたけど疲れた 言語聴覚士の仕事が辛い。もう辞めたい 言語聴覚士としてモチベーション維持するにはどうすればいいのかな・・・ このような悩みを解決します。 [afTag id=5016]  […]
言語聴覚士が働ける環境はたくさんあります。
今の職場がすべてではありません。
辛いなら耐えなくていいんですよ。
言語聴覚士をやめたいけど辞めた後が不安…【退職後の心配は不要です】
言語聴覚士をやめたいけど、辞めた後が不安…と感じる方もいるでしょう。
仕事を辞めるんですから、不安になって当たり前です。
なぜなら、言語聴覚士は転職に強いから。
基本的には、どこでも就職できるほど言語聴覚士の免許は強いです。
医療系の国家資格ですからね。
また、言語聴覚士で年収500万円は簡単!STが効率的に稼ぐ方法でもまとめていますが、言語聴覚士は転職するだけで年収500万円を超えるだけのポテンシャルがあります。
- 言語聴覚士として転職する
- 言語聴覚士の資格を活かせる一般企業に転職する
- 言語聴覚士資格に関係ない一般企業に転職する
- 非常勤アルバイトでゆるーく生きる
- フリーターになる
- 起業する
このように、言語聴覚士の選択肢は、意外と多いんですよ。
詳細は、言語聴覚士を辞めた後はどうなる?【退職後の心配は不要な3つの理由】でまとめているので、参考にしてください。
言語聴覚士を辞めたいです…辞めた後はどうなりますか?終わりですか? 言語聴覚士が辛い…辞めてもいいのか知りたいです… 言語聴覚士を辞めた後はどんな仕事ができる?ST以外になれる? このような悩みを解決します。 [afTag […]
言語聴覚士をやめたい…と悩んでいる今が転機であるかもしれません。
将来も生き残りたいなら、転職は必須ですので、この機会に行動してはいかがでしょうか。
参考:知らないとヤバい!言語聴覚士が生き残るためにすべき対策と将来性
言語聴覚士をやめたい…新卒1年目なら本当に辞めていいのか考えて
言語聴覚士を1年目で辞めたいと思っている人にお願いです。
もう一度、胸に手を当てて考えてください。
本当に言語聴覚士を辞めてよいのか、その後はどうするつもりなのか。
言語聴覚士そのものを辞めて一般職に就くのか、言語聴覚士は続けて職場を変えるのか、しばらく仕事自体をしないのか。
そもそも、どうして言語聴覚士が嫌になったのかということを、振り返ってみてほしいです。
それでもやはり、言語聴覚士の仕事が辛くて辞めたいという人は、転職しましょう。
なによりも、自分の心身が大事だからです。
だからこそ、心身が第一であると身をもって知っています。
STが辛くて辞めたいと思ったら、1年目でも辞めていいんです。
まとめ:言語聴覚士をやめたいなら、新卒1年目でもやめちゃえばいい!
言語聴覚士を辞めたいなら、やめればいいんです。
仕事なんて辛い思いをしてするものではないですし、きつい仕事で今後50年近く働けると思いますか?
働きやすい職場を探すのは当然であり、辞めることは戦略的に正しいです。
また、言語聴覚士は医療系専門職なので、転職に強く、復職もしやすいというメリットがあります。
今の職場にこだわる必要なんてないので、自分が働きやすい環境に行きましょう。
STが向いていない、辛いと感じるなら一般職に切り替えるのも選択肢としておすすめですよ。
人には向き不向きというものがありますからね。
また、言語聴覚士として別の職場に転職しただけで、問題が解決されることもあります。
具体的には、下記のような人です。
- 人間関係が原因で言語聴覚士を辞めたい人
- やりたいことができないから言語聴覚士を辞めたい人
とはいっても、言語聴覚士の資格を使わないのはもったいないので、言語聴覚士として別の職場を試してみることをおすすめします。
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繰り返しますが、言語聴覚士を辞めたいなら、やめればいいんです。
辛かったら逃げていいんです。
人生百年時代、自分に合った職場を見つけることの方が大事ではないでしょうか?
今回は以上です。