このような悩みを解決します。
当サイトの記事は、未だに繋がりがある複数の現役PT/OT/STの声をもとに執筆しています。
現場の声が聴きたい方や、リハビリ職の最前線が知りたい方におすすめです。
また、マイナビニュース転職の監修実績もあるので、信頼性はご安心ください。
理学療法士が退職する際は特に緊張しますよね。
上限関係がはっきりしているし、残る人に迷惑が…と自責の念を抱き、ズルズルと働き続けてしまっても無理ありません。
理学療法士をやめたい…9割が知らない「今」転職すべき理由でまとめていますが、時間が経てば立つほど、転職が不利になるためです。
そんなの困りますよね…
そこで本記事では、理学療法士が円満退職するための伝え方やコツを解説します。
本記事を活用し、無事に理学療法士を辞められることを祈っています。
それでは本題に行きましょう。
理学療法士をやめたい…本当に辛くてもう無理…でもやめてもいいのかな? 理学療法士をやめたいけど、やめても大丈夫なの?再就職できるか不安だし、どうすればいいの? このような悩みを解決します。 [afTag id=5016] […]
理学療法士の退職では伝え方が大事な理由
理学療法士の退職では、伝え方が非常に重要です。
なぜなら、去り際の評判が転職活動にも影響するから。
医療業界は横のつながりが強いです。
悪い評判や、勤務態度といった情報は、簡単に広がります。
悪いイメージを持たれるような退職をしてしまうと、その後の転職活動にも悪影響がでてしまうのです。
企業の人事ネットワークではもちろん、転職エージェントの間でも人柄が共有されることもあります。
ですので、退職時の印象が良ければよいほど転職が有利になりますし、その逆もしかりなのです。
理学療法士が退職するなら、伝え方や退職届を出した後の勤務態度まで、マイナスイメージを持たれないようにしましょう。
理学療法士が円満退職できる伝え方のコツ
理学療法士が円満退職するためには、伝え方にコツがあります。
下記5つを意識して、退職を伝えましょう。
- 上司にアポを取り、1対1で伝える
- 伝えるタイミングは3か月前
- 退職の意思を明確に伝える
- 不満は言わない
- 嘘でもポジティブな退職理由を伝える
1つずつ解説します。
1:上司にアポを取り、1対1で伝える
まずは、直属の上司にアポイントを取ることからです。
時間を取ってもらい、退職を伝える場を作りましょう。
時間を取ってもらえない場合はメールや置手紙でもよいですが、望ましくはありません。
誠実さに欠けると判断されたり、見逃されたりする恐れがあります。
2:伝えるタイミングは3か月前
伝えるタイミングは、希望退職日の3か月前が望ましいです。
なぜなら、タイミングは早すぎても遅すぎてもダメだから。
1か月前でも就業規則的にはOKなところもあるでしょうが、誠実さを見せるならもっと早めがいいです。
採用活動やリハビリ計画に影響が出ますからね。
また、早すぎてもよくありません。
そんなに先で辞めるなら、今すぐ辞めてもらった方がやりやすいと企業からいわれてしまいます。
よって、理学療法士を辞める連絡は3か月前に、直属の上司へ伝えるようにしましょう。
参考:理学療法士を辞めるタイミングは?ベストな時期と円満退職のコツ
3:退職の意思を明確に伝える
上司に退職を伝える時は、意志が固いことをアピールしましょう。
引き止められる余地を作らないためです。
ポイントは、相談ではなく「報告」形式で伝えること。
「理学療法士を辞めようと思っているのですが…」ではなく、「辞めます」と伝えましょう。
こうすることで、退職の意志が固いことをアピールできます。
1年目だから不安…という方は、下記の記事を参考にしてください。
1年目だからこそ、理学療法士を辞められるんですよ。
参考:理学療法士を1年目で辞めたい…【安心して辞めてよい3つの理由】
4:会社への不満は言わない
理学療法士を辞める報告をする際は、会社への不満を言ってはいけません。
なぜなら、あなた自身の首を絞めてしまうためです。
転職では、前職におけるあなたの評判も重視されます。
会社への不満・悪口をいってしまうと、転職先への印象が悪くなってしまいかねません。
退職を伝える際は、会社への不満は言わないようにしましょう。
5:嘘でもポジティブな退職理由を伝える
退職理由は、嘘でもいいのでポジティブな理由にしましょう。
理由はすでにお伝えしましたが、あなたの評判を落とさないためです。
ポジティブな理由での退職ならば、転職先・退職元どちらの企業へもよい印象を与えられます。
また、転職先でうまくいかなかった場合に備えて、出戻りしやすくする効果もあるのです。
退職理由はポジティブな理由にして、自分の評判を下げないようにしましょう。
参考:理学療法士を半年で辞めると転職が不利になる?【採用目線で解説】
【実体験】理学療法士の退職で伝え方が悪いと会社はキレます
元人事の筆者としての実体験ですが、理学療法士の退職時の伝え方が悪いと、会社側はキレます。
会社を怒らせてもよいことがないので、基本的には怒らせないことをおすすめします。
いじわるされて、退職出来ない!なんて事態になりたくないですよね…
具体的には、
- 1週間前など、規則を無視して退職届を出してくる
- 繁忙期に退職届を出してくる
- 退職届を出して出社しない
上記のようなことをされると、円満退職はできないと思ってください。
なぜなら、自分のことしか考えておらず、会社にとってはダメージしかないから。
あくまでもWIN-WINな関係で終わることが重要ですね。
また、法律や就業規則では1か月前・2週間前となっていても、3か月前には連絡しましょう。
その方が誠意を見せられるためです。
会社に逆らってもよいことはないので、円満にいきましょう。
会社や上司と仲が悪くて退職する場合でも、大人の対応が吉です。
退職代行なら、一度も職場へ行かずに退職出来ます。
確実に辞められるので、どうしても辞めたい、やめられればいいという方はどうぞ。
詳細は、理学療法士が退職代行でやめるのはアリ!おすすめサービスや手順を解説でまとめています。
理学療法士が退職代行でやめてもいいのかな…無責任とか思われない? 理学療法士が退職代行でやめる時の流れは?注意点も知りたい このような悩みを解決します。 [afTag id=5016] 2022年にな[…]
理学療法士のよくある退職理由【人事経験より抜粋】
ここでは、理学療法士の退職理由でよくあるものを、人事の経験からご紹介します。
- 給料や待遇面での不満
- 人間関係の悪さ
- 家庭の事情
1つずつ解説します。
PTの退職理由①:給料や待遇面での不満
理学療法士の平均年収は357万円(2022年9月確認時点)です。
2021年9月に国税庁が発表した「令和2年分 民間給与実態調査統計」によれば、現在の日本人の平均年収は約430万円なので、大きく下回っています。
地方と都心、年齢によって年収は違うので、平均を大きく上回っている人もいれば、下回っている人もいるでしょう。
ですが、ここでお伝えしたいのは理学療法士の昇給・昇進事情です。
診療報酬の影響で、本当に給料が安いまま上がりません。
年収を上げるためには、転職か副業をするしかないのです。
理学療法士の資格は強いので、一般職でも活かせます。
もし、退職して理学療法士そのものを辞めようと思っている方は、理学療法士から一般企業・他職種に転職できる?転職前に知っておきたい注意点を参考にしてください。
一般職への転職についてまとめています。
PTの退職理由②:人間関係の悪さ
人間関係の悪さも、理学療法士の退職理由でよくありました。
特に上司との関係ですね。
そりが合わないから転職するというパターンです。
理学療法士は転職に強いので、転職を繰り返して人間関係をリセットしつつ、年収アップを狙うのは賢いと思います。
参考:理学療法士をやめてよかった…PTを辞めて成功した人の共通点
PTの退職理由③:家庭の事情
家庭の事情で辞めざるを得ない理学療法士もいます。
こどものために引っ越したり、親の介護のために辞める方もいました。
逆に言えば、家庭の事情を盾にすれば、理学療法士を辞めやすいというわけです。
退職理由で困ったら、家庭の事情で押し切るのも手ですよ。
もし、本当はお金の問題というのでしたら、理学療法士で勝ち組になる8つの方法【負け組PTから抜け出そう】をご覧になってください。
理学療法士として収入を増やす方法をまとめています。
理学療法士が円満退職するために!伝え方以外で重要なポイントは?
理学療法士が円満退職するために、伝え方以外で重要なポイントを3つご紹介します。
- 誠実さを見せ、感謝を伝える
- 引継ぎで手を抜かない
- 転職活動を先に始めておく
1つずつ解説しますね。
1:誠実さを見せ、感謝を伝える
まずは、誠実さを見せることがポイントになります。
3か月前など早めに伝えるだけでなく、話し言葉や態度まで、細部に気をつけましょう。
また、感謝を伝えることも重要です。
会社に対して「お世話になりました」、上司に対しても「今までありがとう」と感謝を伝えましょう。
本当の退職理由がネガティブなものであっても、決して悟られてはいけません。
表向きはあくまでも誠実さをアピールしつつ、感謝を伝えることが、次の自分のためになります。
2:引継ぎで手を抜かない
引継ぎで手抜きしないことも、理学療法士が円満退職する上で重要です。
なぜなら、誠意をみせられる絶好の機会だから。
引継ぎは、「自分に関係ないやん」と思って手を抜く人が多い業務です。
だからこそ、そこで評判に差がつきます。
引継ぎを全力でする人は、去り際も美しいです。
3:転職活動を先に始めておく
退職届を出す前に、転職活動を始めておくこともポイントになります。
なぜなら、転職活動や情報戦であり、早く動けば動くほど有利になるから。
退職出来ても転職できなければ意味がないですよね。
だからこそ、先に転職先候補を決めておく必要があるのです。
また、その方が精神的にも安心できます。
転職をしたことがないと、大変そうで忙しイメージがあると思います。
しかし実際は、転職エージェントが求人の発掘からスケジュール管理までしてくれるので、働きながらでも短期間で転職できるんです。
転職の流れや転職エージェントついては、リハビリ転職エージェント・サイトおすすめ5選【32社を徹底比較】でまとめているので参考にしてください。
筆者はこれまで回復期病院の人事として、300人以上の転職サポートと採用をしてきました。 私自身の転職経験は、一般職から一般職への二度しかありませんが、仕事を通して30社以上の転職サイト・転職エージェントを利用した経験があります[…]
理学療法士の退職の伝え方:まとめ
理学療法士が円満退職するための伝え方やコツを解説しました。
具体的には、下記の6つです。
- 上司にアポを取り、1対1で伝える
- 伝えるタイミングは3か月前
- 退職の意思を明確に伝える
- 不満は言わない
- 嘘でもポジティブな退職理由を伝える
- 引継ぎを手早く正確に済ませる
上記を抑えれば、理学療法士を円満に退職できるでしょう。
また、意外と見落としがちなのは、転職活動を早めにスタートさせておくことです。
なぜなら、優良求人はすぐになくなってしまうから。
退職を伝える前から転職活動を進めておくことで、優良求人をキャッチできます。
先に内定がでていれば、安心して退職も進められるでしょう。
【PR】転職成功したリハビリ職が使っていた転職エージェントをご紹介【完全無料】
転職を考えている方は参考にしてください。
すべて無料で使えます。
- おすすめ度:
公開求人数 | 40,018件 |
非公開求人 | 非公開(2023年4月時点では25,649件ほど) |
対応エリア | 全国(一部エリアを除く) 北海道・青森・岩手・宮城・秋田 山形・福島・東京・神奈川・千葉 埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨 長野・新潟・富山・石川・福井 愛知・静岡・岐阜・三重・大阪 兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山 広島・岡山・鳥取・島根・山口 香川・愛媛・高知・徳島・福岡 佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎 鹿児島・沖縄 |
公式サイト |
- ①総求人数は約40,000件+非公開求人で業界最大手の転職サービス。首都圏~地方まで求人がそろっており、業界最多の求人数を誇る。
- ②他社との違いは、地方向けの求人数が圧倒的に多いこと。他社は首都圏にのみ強いが、PT/OT/ST WORKERは地方にも強い。地方で転職したい方には必須。
- ③独占案件は25,000件以上でこちらも業界最多。非公開求人は優良求人が多く、絶対に外せない転職サービスといえる。
↓公式サイトはこちら↓
- おすすめ度:
公開求人数 | 約32,300件 |
非公開求人 | 非公開(登録後に紹介) |
対応エリア | 全国(一部エリアを除く) 北海道・青森・岩手・宮城・秋田 山形・福島・東京・神奈川・千葉 埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨 長野・新潟・富山・石川・福井 愛知・静岡・岐阜・三重・大阪 兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山 広島・岡山・鳥取・島根・山口 香川・愛媛・高知・徳島・福岡 佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎 鹿児島・沖縄 |
公式サイト | PT/OT人材バンク |
- ①求人が完全非公開なので、隠れ超優良求人が見つかることがしばしばある。
- ②キャリアアドバイザーとLINEでの相談・連絡が可能なため、仕事の空き時間を活用した転職活動ができる。
- ③他社との違いはサポートの手厚さと丁寧さ。給与や待遇交渉をはじめ、履歴書チェックや面接日程調整、面接対策も懇切丁寧にしてくれるので、初心者でも安心。3か月以内など、早く転職したい人におすすめ。
↓公式サイトはこちら↓
- おすすめ度:
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人 | 非公開(登録後に紹介) |
対応エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉のみ |
公式サイト | レバウェルリハビリ(旧 リハのお仕事) |
①他社との違いは内部情報の強さ。病院や施設の人間関係といったリアルな内部情報が豊富であり、人間関係で転職を決意した人におすすめ。
②非公開求人は独占案件を多く扱っており、面接の予定調整や給与・待遇交渉などにおいては柔軟にサポートしてくれる。
③就業後も専任スタッフがお悩み相談などのアフターフォローを行ってくれるので、新職場での不安や悩みを一緒に解決できる。
↓公式サイトはこちら↓
筆者はこれまで回復期病院の人事として、300人以上の転職サポートと採用をしてきました。 私自身の転職経験は、一般職から一般職への二度しかありませんが、仕事を通して30社以上の転職サイト・転職エージェントを利用した経験があります[…]
今回は、以上です。