このような悩みを解決します。
当サイトの記事は、未だに繋がりがある複数の現役PT/OT/STの声をもとに執筆しています。
現場の声が聴きたい方や、リハビリ職の最前線が知りたい方におすすめです。
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今回は、作業療法士をやめてよかった人の話をまとめました。
もちろん、元人事としての人脈をフル活用して、ですよ?
作業療法士をやめようか真剣に悩んでいる方、本当にやめてもいいのか不安ですよね。
実際に、作業療法士を辞めた人のその後を知ることで、ある程度は安心できると思います。
ぜひ、最後までご覧くださいませ。
作業療法士をやめてよかったことランキング【人事が聞いた】
ここでは、「作業療法士をやめてよかった!」と思えた理由をランキング形式でご紹介します。
退職した作業療法士(今は一般職)に聞きました。
- 1位:人間関係のストレスがなくなった
- 2位:給料が増えた
- 3位:OTの魅力に気づけた
1位:人間関係のストレスがなくなった
「作業療法士をやめてよかった!」と思える理由で一番共感されたのは、人間関係のストレスがなくなったことでした。
上司や患者とのストレスから解放され、心が軽くなったそうです。
作業療法士は、以下の人とかかわるので、対人関係の悩みを持つ方が多いんですよね。
- 患者
- 患者家族
- 理学療法士(上司・部下・同僚)
- 言語聴覚士(上に同じ)
- 医師
- 看護師
- 介護士
- ケアマネ
- 学生
上記以外にもかかわる人がいるはずなので、一般職に比べるとかなり多いです。
それだけ抱えるストレスも増えますし、想像したくないですね…
一般職に転職すれば、一気に人間関係のストレスから解放されてハイになりそうです。
2位:給料が増えた
「作業療法士をやめてよかった!」と思える理由で二番目に共感されたのは、給料が増えたことでした。
それもそのはず。
作業療法士の給料は理学療法士と作業療法士の給料が安い5つの理由【給料を上げる方法は?】で解説している通り、めっちゃ安いです。
少し古いデータですが、作業療法士の平均年収は352万円です。
2021年9月に国税庁が発表した「令和2年分 民間給与実態調査統計」によれば、現在の日本人の平均年収は約430万円なので、大きく下回っています。
また、「平均で」なので、新人や若手はもっと低い可能性が高いでしょう。
というわけで、作業療法士をやめただけで年収が増える人が多く、「やめてよかった」と思うのです。
>>>作業療法士に後悔する理由と対処法【4年目OTに聞いた】
3位:OTの「安定」という魅力に気づけた
「作業療法士をやめてよかった!」と思える理由で三番目に共感されたのは、OTが安定しているという魅力に気づけたことでした。
辞めてから気付く、作業療法士の魅力というやつですね。
具体的には、作業療法士の資格の強さに気付く人が多かったです。
作業療法士が嫌でやめたとしても、復帰がしやすいので、多少のリスクがあっても安心して挑戦できます。
また、患者と離れたことで、あれほど人に感謝される仕事はないと気づいた人もいました。
一般職は、人に感謝される機会がOTよりも少ないですからね。
>>>作業療法士が勝ち組になる9つの方法【賢く稼いで年収500万】
作業療法士をやめてよかった…一般企業に転職してから気づくOT資格の魅力
作業療法士の資格は、就職に絞れば最強です。
なぜなら、全国どこでも働き口があり、高齢者が多い日本では需要が尽きないから。
職場を選ばなければ、どこでも食べていけるでしょう。
また、資格を活かして一般職に就くこともできるので、作業療法士は本当に就職に強いです。
医療機器メーカーや福祉用具貸与事業者の営業職など選択肢は多くないですが、作業療法士の有資格者が実際に働いている一般職はあります。
もちろん、作業療法士は資格に関係ない一般企業で働くこともできます。
不安は感じるでしょうが、元作業療法士という強みを活かして挑戦してもよいでしょう。
作業療法士よりも一般職の方が稼ぎやすい場合が多いので、給料に不満がある方は一般職への転職がおすすめです。
無理そうなら作業療法士に復帰することもできるので、ガンガン挑戦できますからね。
>>>作業療法士から一般企業への転職がおすすめな4つの理由【OTが転職する方法】
作業療法士を辞めて後悔…OTをやめなければよかったと思う場合
反対に、作業療法士を辞めて後悔したことはないのでしょうか?
聞いてみたのでご紹介します。
- やめて後悔したこと①:一般的なビジネスマナーを知らない
- やめて後悔したこと②:理学療法士の方が向いていたと気づく
- やめて後悔したこと③:給料が安くなることがある
- やめて後悔したこと④:上司が年下なことがある
サクッと行きますね。
やめて後悔したこと①:一般的なビジネスマナーを知らない
作業療法士を辞めて後悔したことの1つ目は、一般的なビジネスマナーを知らないことです。
作業療法士は患者さんと関わることがほとんどであり、外部の方と関わる機会が少ないですよね。
そのため、一般企業に転職した際に、下記のようなことが未経験で大変だと実感しやすいです。
- 電話対応ができない
- 名刺の受け渡し方がわからない
- アポイントの取り方がわからない
- アポイント先には何時前に到着すればいいのかわからない
- 敬語の使い方がわからない
- 議事録や資料の作り方がわからない
- office(ExcelやWordなど)が使えない
やめて後悔したこと②:作業療法士の方が向いていたと気づく
作業療法士を辞めて後悔したことの2つ目は、OTの方が向いていたと気づくことです。
OTをやめてはじめて「OTが向いていた」と気づくというわけです。
ある意味作業療法士が適職であることの証明がされたので、落ち込む必要はないですよ。
やめて後悔したこと③:給料が安くなることがある
作業療法士を辞めて後悔したことの3つ目は、給料が安くなることがあることです。
一般企業に行っても給料が増えるとは限りません。
理由は主に下記の2つ。
- 資格手当がでなくなったため
- 一般企業としてのキャリアは0であるため
まず、OT資格手当がなくなります。
資格を持っていれば支給されるのではなく、資格所有者が資格を活かして働く場合に支給されるものだからです。
また、一般企業としてのキャリアも0なため、会社側としても高額な給料を払えないんです。
そのため、作業療法士をやめても給料が高くなる保証はありません。
やめて後悔したこと④:上司が年下なことがある
作業療法士を辞めて後悔したことの4つ目は、上司が年下なことがあるということです。
OT年功序列なので、上司が年下ということはほぼ確実にありませんよね。
しかし、一般企業ではありえます。
年功序列ではなく、成果主義だったり人手不足だったりすると、若い人材が管理職につくためです。
作業療法士社会と一般企業は全く違うので、ギャップを感じることが少なくないのです。
作業療法士をやめてよかった…やめて後悔する人との違いは?
作業療法士をやめてよかった人と後悔する人には違いがあります。
軽い気持ちでやめると後悔するので、よく考えてから行動したいですね。
- 違い①:真剣に悩んでいたのか、衝動的だったのか
- 違い②:転職の準備をしっかりしていたのか
違い①:真剣に悩んでいたのか、衝動的だったのか
作業療法士をやめてよかった人と後悔する人の違いの1つ目は、「真剣に悩んだか、衝動的だったのか」です。
心の底から悩んで、考え抜いたうえで辞めた人と、なんとなくノリで辞めた人というわけですね。
ちゃんと悩んで決断した人は、自分の決断が正しかったことを証明するために、退職後も努力を続けます。
その結果、「作業療法士をやめてよかった」と思えるのです。
一方、何となく辞めてしまった人は、退職後もなんとなく行動することが多いです。
うまくいかなくなり、「やめなければよかった」と後悔することがあります。
違い②:転職の準備をしっかりしていたのか
作業療法士をやめてよかった人と後悔する人の違いの2つ目は、「転職の準備をしっかりしていたのか」です。
なぜなら、転職は情報戦であり、準備の段階で勝負が9割決まるから。
早めに行動し、しっかり準備していた人は好条件の職場に移れます。
しかし、転職活動をぎりぎりまでやらずにサボった人は、相応の職場にしか転職できないためです。
求人票には人気があり、好条件なものほど先になくなっていくことを頭に入れ、早めに転職活動を始めることがポイントと言えます。
なぜなら、「転職(退職)した」という事実が重要だから。
ポイントは、あくまでも今の環境から変われたか、です。
転職成功はボーナスのようなもの。
もちろん、転職を成功させるに越したことはありません。
ただ、失敗しても「もう終わりだ…」と落ち込む必要は、作業療法士だからこそないのです。
そう、作業療法士だから、失敗しても落ち込む必要はないんですよ。
基本的に、日本全国どこにいっても働き口はあります。
職場を選ばなければ、2週間未満で転職することもできるでしょう。
つまり、今回だめだったとしても、引き続き好条件の求人を探し続け、見つかったら再挑戦すればよいのです。
また、転職を成功させるための手段として、そのための転職エージェントを使いましょう。
実際に、転職に成功した作業療法士は全員使っていました。
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作業療法士を1年目や2年目でやめたい…転職してもいいの?
作業療法士を転職するといっても、年次によってどうしていいのかわからないと思います。
特に、1年目や2年目にとっては。
結論、作業療法士を転職するなら、1年目や2年目の方が有利なことも多いです。
なぜなら、若い作業療法士が不足していて、どこでも需要が確保されているから。
若い作業療法士は、採用コストがかかっても維持コストが安く、将来性があるので人気です。
だから、1年目だからとか、2年目だからとかで躊躇しなくていいんです。
むしろ、先に動いた方が給料が増えやすいですし、人間関係のストレスからも解放されます。
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作業療法士をやめてよかった…不満なく退職するには?
やめるなら、作業療法士をやめてよかった!と思いたいですよね。
具体的にどうすればいいのかというと、下記3つを意識すればOTをやめても後悔しません。
- 辞めたい理由を明確にする
- 辞めてからしたいことを考える
- 転職活動をすぐに始める
OTを後悔せず辞める方法①:辞めたい理由を明確にする
作業療法士をやめてよかったと思える人は、やめたい理由が明確です。
具体的にどこが嫌で作業療法士をやめたいのかはっきりしているからこそ、転職先選びでも失敗しません。
まずは、やめたい理由を明確にすること。
理由がわかれば、転職先に求めるものや自分は何が苦手なのか、なにをしたくないのかわかるので、自分に合った転職先を探せます。
OTを後悔せず辞める方法②:辞めてからしたいことを考える
作業療法士を辞めたい理由がはっきりしたら、やめて何をしたいのか考えましょう。
やりたいことがはっきりしていれば、転職先選びがスムーズになり、成功率も上がるためです。
人間は、目的がはっきりしていれば行動に移せます。
反対に言えば、目的があいまいだと何をすべきかわからないので、うまくいかないのです。
作業療法士を辞めて何がしたいのかはっきりさせることが、やめてよかったと思うために重要なステップになります。
やりたいことがわからないのは当たり前です。
環境が突然変わろうとしているのだから、頭が追い付けないのも無理ないですからね。
だからこそ、この機会に自分と向き合い、何がしたいのか考えてください。
OTを後悔せず辞める方法③:転職活動をすぐに始める
繰り返しになりますが、転職の成否は作業療法士を辞めた後の幸福度に直結します。
転職に成功すれば「作業療法士やめてよかった!」と思えるでしょうし、そうでなければ後悔しても無理ないですからね。
つまり、転職の成功は退職後の満足に不可欠とも言えます。
では、どうすれば転職を成功させることができるのか。
方法は簡単で、転職エージェント使って早いうちから転職活動を始めることです。
なぜなら、転職は情報戦であり、早く動けば動くほど有利になるから。
実際に、転職成功者の9割以上は、転職エージェントを使っているというデータもあります。
転職を成功させ、「作業療法士やめて正解だった!」と思うためには、早め早めの行動が吉です。
まとめ:作業療法士をやめてよかった?後悔しないコツは悩むこと
作業療法士を辞めるなら、やめてよかった…と思いたいですよね。
ですが、中には「やめなければよかった…」と後悔する人もいます。
後悔する人と満足する人の違いはいくつかありますが、一番の違いは「どれだけ悩んだか」です。
悩みに悩んで決断した人は、自分の決断を正しいモノにするために努力します。
その結果、作業療法士をやめるにせよ続けるにせようまくいき、後悔しないのです。
せっかく取得した作業療法士の免許。
活かす殺すもあなた次第ですので、存分に悩んでくださいね。
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